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炭水化物抜きダイエットの効果

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炭水化物を抜く低炭水化物ダイエットは何故痩せるのか?

いろんなダイエット方法が出ては消え、出ては消えしていますが、
「何故それで痩せることができるのか?」をキチンと知ったうえで実践するべきだし、
理屈を知ったほうがより効率的に、また効果的になります。

そこで「炭水化物抜きダイエット」の仕組みについて、ちょっと細かく見ていきましょう。

 

低炭水化物ダイエット

 

そもそも「炭水化物」って何よ?

なんで炭水化物を抜くと痩せるのか?
っていうか、炭水化物って何?

 

多分、小学校の家庭科の時間とかに、炭水化物・タンパク質・脂肪とセットで「三大栄養素」なんて習ったかと思います。(またはビタミン、ミネラルとで「五大栄養素」という場合も)

 

低炭水化物ダイエット

農林水産省

 

ポスターとかでは「白い食べ物」とかに分けられて、ご飯とかパンとか。

そして炭水化物は「体を動かすエネルギーになるから大事なんだよ」と覚えたのではないかな、と思います。

 

じゃ、その炭水化物は何なのか?というと「糖質」と「食物繊維」からできています。

 

おお!食物繊維!体によさそうだ!と思うかも知れませんが、
炭水化物の食品にある食物繊維はほんの、ものすごーく少量です。

 

例えば軽くお茶碗一杯のごはん、約100gとして、そのうち食物繊維はたったの0.5g。

じゃあ、あとの99.5%は何なのか?というと、その半分は「糖質」です。

 

実は炭水化物は「炭水化物=糖質」といってもいいくらい、糖質で構成されています。

 

ものすごく単純に言えば、

お茶碗一杯のごはん100g=砂糖50g

を食べているのと同じなのです。

 

炭水化物抜きダイエット

 

糖質を更に分けるとこんな感じ

 

単糖類:糖質の最小構成単位で、ブドウ糖、果糖、ガラクトースなど

二糖類:2つの単糖類が結びついてできたもので、ショ糖(砂糖)、乳糖、麦芽糖など

多糖類:たくさんの単糖類が結びついてできたもので、でんぷん、オリゴ糖、グリコーゲンなど

 

 

炭水化物で太る理由

炭水化物を食べると単糖類に分解されて、小腸で吸収され、そして、エネルギーとして利用されます。

消費量ピッタリならそれで終わりですが、たいてい、必要以上に摂取したりするので、
残った分は「いざというときのため」筋肉にグリコーゲンとして蓄えられます。

 

ただ蓄えられるグリコーゲンの量はごくわずか。
(肝臓で5%ほど、骨格筋で0.5%ほど)

それ以上に食べちゃった場合はどうなるのかというと、
全て「体脂肪」として、更なる「いざというときのため」蓄えられます。

 

なんでこんなに「いざというときのため」に蓄える仕組みになっているのかというと
そもそもこんなに毎日3食きちんと食事にありつけるのは、ニンゲンの歴史から言えば短いものです。

狩猟時代は当然ながら、稲作時代もそうだし、近代になっても戦争等々で食べられるときに食べておかないと生きることすらままならない時代ばかりです。

 

自己防衛の仕組みとして「しっかり蓄える」ようになっているんです。

 

そして、幸せなことに、
私たちは「いざというとき」なんて一生やってこないどころか、常に食べたいものを食べられる状況にいます。

残念なことに蓄え放題!

そうやって体は常に「今のうちに蓄えなければ!」と消費量以上に摂取した「炭水化物(糖質)」をせっせと体脂肪として蓄え続けてしまうのです。

 

炭水化物抜きで痩せる理由

では逆に、炭水化物を抜いていくとどうなるのか?

一般に「炭水化物抜きダイエット」とは1日の炭水化物量(糖質)を50g以下に抑えます。

 

元々糖質は脳や体を動かすエネルギーとして必要なもので、真っ先に利用されます。
(タンパク質や脂質は体を構成するために重要な働きがあるので、まずは糖質がエネルギーとして使われていきます)

今すぐエネルギーとして使いたいのにこない、
つまり、これで「やっといざというときが来た!」ということで、
これまでせっせと蓄えていたグリコーゲンや体脂肪が消費されていきます。

 

 

低炭水化物ダイエットで効果が早く出る理由

またおかし作りをされる方はなんとなくピンとくるかもしれませんが、
多くのスイーツは砂糖をたくさん使うことで、しっとりしますよね。

 

砂糖には「強引に水分を取ってかかえ込もうとする作用(脱水性)」と、
「一度抱えたらなかなか離さない性質(保水性)」を持っています。

 

そのため、糖質の多い食生活をしていると、
体脂肪以外にも水分を余計に抱え込んでいている(むくんでいる)状態で、
実際、糖質1gで3gの水が体内に溜まってしまっているといわれます。

 

ある程度太ってしまうと、「食べていないのに太る!」と思われる原因の1つがこれです。

水分をとにかく保持してため込むので体重が増えていきます。

まさしく「水を飲んでも太る」状態。

 

低炭水化物ダイエットを始めると、
最初にまず、この体内にあった余計な水分が抜けるために、数キロ一気に体重が減ります。

 

炭水化物抜きダイエットを始めてしばらくはトイレが近くなる場合が多く、
私も夜中も数回起きてトイレに行ったりしていました。

ため込んでいた水分が出ていたのでしょう。

 

その後いったん体重の大きな減りは止まるかもしれませんが、
引き続き低炭水化物を続けることで更にグリコーゲンや体脂肪が消費され、
また糖分をとらないことで水分も抜けやすく体重も減っていきます。

 

ただグリコーゲンが消費されると筋肉の質が落ち、基礎代謝も減るので痩せづらい体になってしまいます。

 

これでは本末転倒なので、
本来であれば筋トレと組み合わせる&筋肉を作るたんぱく質をしっかり摂ることで
できるだけ「体脂肪」の方を消費するよう促すのがベストなのです。

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